高速道路の料金を節約する方法とは?
夏休みやお盆休み、車で実家に帰る方も家族や恋人などで旅行する方も気になるのは高速道路の料金。
消費税増税に伴って追い打ちを掛けるかのように2014年4月以降では、ETC割引の廃止や縮小が実施になりました。
高速道路の料金もバカにならないものでできることなら、高速道路の料金を節約していきたいですよね。
では具体的にどのようにして高速道路の料金を節約していけばいいでしょうか。
かなり長文なので、今すぐ節約する方法だけ知りたいという方がいたらコチラをクリック
「これだけは知っておきたい高速道路の割引ノウハウ」
2014年4月以降は高速道路の料金はどう変わる?
具体的にいうとETC割引の廃止や割引縮小が実施され
- 休日特別割引(地方限定)
- 深夜割引
この2つが導入されました。これによって「夜間と休日は割引される」とおぼえましょう。
ETC割引は4種類
- ETC休日割引(登録不要)
- ETC深夜割引(登録不要)
- 平日朝夕割引(登録必要)
- マイレージポイント還元(登録必要)
まだまだ割引が効くETC割引
ETCの割引はまだ継続されておりますが、内容に修正がありました。
休日特別割引から休日割引へ。
休日割引(地方限定)
概要:軽自動車、普通車を対象に実施中の休日割引。地方については継続して実施され、休日走行に対しては、2014年7月以降は3割引となります。
大阪・東京近郊については、4月以降は休日・日中の割引は廃止されます。この区間については、深夜割引を上手に活用しましょう。
<休日割引の内容は?>
対象
普通車・軽自動車・二輪車
対象高速
東京・大阪の大都市近郊区間以外
対象日
土日祝、2014年4月28日(平日ですがGWなので特別)の終日
割引率とスケジュール
2014年6月29日までが、50%の割引
2014年7月5日以降、30%の割引
想定利用者→サラリーマンや土日休みの方
深夜割引
平日も休日も夜は毎日割引される、ETC深夜割引は3割引。
NEXCO3社が管理する高速国道利用で、午前0時〜午前4時までの走行が含まれれば3割引になります。また、あとで記載しますが首都高の割引攻略も記載します。
<深夜割引の内容は?>
対象
全ての車種
対象高速
NEXCO3社が管理する高速国道
対象日時
全日の深夜0〜4時
割引率とスケジュール
2014年4月1日以降、30%の割引
想定利用者→長距離トラックの運転手さんなど
参考:http://www.tokutoku-etc.jp/etc_time/night.html
ETC割引の基本とタイミング
まずETC割引の基本を抑えましょう。意外ですが、ETC割引は、1分でも対象時間中に高速道路を走行していれば、走行区間全部てに対して割引が適用されます(※一部割引を除く)。
割引適用のタイミング
深夜割引:
対象時間前(例えば22時)に高速に入り、深夜2時に高速を出る ⇒割引OK!
深夜1時に高速に入り、対象時間外(例えば早朝5時)に出る ⇒割引OK!
対象時間前(例えば22時)に高速に入り、対象時間外(例えば早朝5時)に出る ⇒割引OK!
休日割引:
対象時間前(例えば金曜の22時)に高速に入り、土日の内に高速を出る ⇒割引OK!
土日の内に高速に入り、対象時間外(例えば月曜の深夜3時)に出る ⇒割引OK!
対象時間前(例えば金曜の22時)に高速に入り、対象時間外(例えば月曜の深夜3時)に出る ⇒割引OK!
朝夕割引
さて、ここまで読むと平日や休日の深夜か、休日がETC搭載の車であれば3割引きされるということが分かりました。
逆に平日(月〜金)で原則として朝の4:00〜夜の12:00の間は全く割引きされないということになります。
つまり通勤で高速道路を使う方は通常料金となってしまいます。
そういった方たちは高速道路を割引できる方法がないのでしょうか?
探してみたらありました。それが朝夕割引です。
事前に登録が必要ですが、ETCのマイレージサービスの会員になると受けられます。
<平日朝夕割引の内容は?>
対象:マイレージサービスに登録済みの全ての車種
対象高速:東京・大阪の大都市近郊区間以外
対象日時:平日の朝6〜9時、夕方17〜20時
割引率:月の割引時間内の利用回数が5〜9回の場合、対象走行(最大100kmまで)の約30%分を還元し、10回以上の場合は約50%分を還元
さらに高速道路料金を割引するには?
高速道路を利用して、おまけにポイントを貯めるという方法です。
それがETCマイレージです。
飛行機のように、高速道路を多く利用する人向けにマイレージポイントの還元サービスがあります。
通行料金に応じて、マイレージがたまり、たまったマイレージは、通行料金の代わりに利用可能です。
マイレージは、10円につき1ポイントたまり、還元率は、次の通りです。
(2014年4月1日以降)
1000ポイントで、500円分
3000ポイントで、2,500円分
5000ポイントで、5,000円分
参考:http://www.w-nexco.co.jp/mileage_faq/#q3-01
まとめ
割引種類は4種類。事前に登録する必要があるものと、必要がないものがあります。
割引率は3割です。
事前登録なし
たまに利用する程度→休日割引(ETCのみでOK)
深夜よく高速使う→深夜割引(ETCのみでOK)
事前登録あり
会社に行くのによく高速使う→朝夕割引(事前登録必要)
ポイント還元したい→ETCマイレージ(事前登録必要)
高速道路の料金をお得にしたいなら、基本的にはりETCの搭載が絶対条件。
レンタカーなどにもETCの機械が搭載されていることも多いので、こういった場合はETCカードを持参すれば利用できます。カード会社によっては無料でETCカードを発行してくれるところもありますから、一枚持っておくと便利です。
人によっては社用車ですら自分のETCを使ってポイントを溜める方もいます。(要確認)
また、レンタカーを借りる際には、同じ料金ならETC搭載車、そしてハイブリッドカーがおススメ。高速代も燃料費もぐっと押さえられます。ちょっとした一工夫で、楽しくお得なドライブ旅にしましょう。
結局どうするのがベスト?
ここまでのことを簡単にまとめると、基本的にはETCカードを利用すること。割引される時間帯や曜日は、平日・休日の深夜、休日はETC搭載の車であれば3割引きされる、ETCのマイレージサービスを利用するということが分かりました。
ここまで読んできて、なんか色々と面倒だな・・と思ってしまうかもしれません。それなので、一番簡単で単純な方法をご紹介します。最初に言えって話ですが、より簡単でより高速代金を節約する方法です。
高速代金を節約する最強のカードが次の2枚。
イオンカード(WAONカード)
個人利用向けのカード
高速道路の利用に加え、イオングループの店舗をよくご利用される方はこのカードがお得です。ETCマイレージサービスに登録すれば50円1ポイント付き1000ポイント貯まると(高速の通行料金として)8000円貰えます。
ETCで支払った通行料金分でクレジットカードのポイントも別に貰えます。年会費無料で、イオンを利用するなら持って来いです。またイオンカードはイオン映画館で映画を見るとき、割引されたり、色々とお得です。今なら3000円ポイントもらえるチャンスです!
高速情報協同組合
法人利用向けのカード
個人のクレジットカードのようにETCカードを簡単に作れない為、困っている会社がたくさんあります。理由としてクレジット会社が、会社(企業)に対し保証を出さない為、カードを発行してくれないからです。それを解消するのが高速情報協同組合のETCカードです。